将棋の藤井聡太君、最年少でタイトル挑戦決定!
- 2020/06/06
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将棋ファンにとっては待望の、藤井聡太7段の最年少タイトル戦出場決定!!!
藤井聡太七段 最年少タイトル挑戦決定!渡辺棋聖との5番勝負へ「1勝でも多く勝てるようにしたい」
なんていうのでしょう、私も藤井聡太君のファンでもありますが、だからというより、将棋界が話題になることが何よりうれしいことです。
なにせ、私にとってのファンだというのは、藤井聡太7段だけでなく、相手の渡辺明三冠のファンでもありますし、羽生善治永世七冠のファンでもあるし、豊島名人もそうだし、そのほか大勢、たぶん30人以上もいて、まったく節操がありませんからねwww
それはさて、私もいっぱしの将棋解説者になったつもりで、昨日の一局と、本番のタイトル戦について論じてみましょう。
つーかね、私の知り合いの将棋5段の人に対して、私がラインで解説していた内容をそのまま転載します。
臨場感があるから♪
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永瀬二冠との挑戦者決定戦。聡太くん勝ちました! かくて歴史は動いた
昨日の永瀬二冠は、さすが戦略家だけあり、勝負本位の序盤で自分だけが研究している形を準備して、その研究に総太君をまんまとハメこんで優位に立っていました。
年齢を重ね、大人の悪知恵を身につけたベテランは、大体このような戦略をとってきます。強い人でやらないのは豊島将之名人や谷川浩司永世名人くらい。
その汚い大人な戦略の使い手の最高段階にいるのが、現在、棋聖のタイトル保持者である渡辺明三冠です。
本来は、若いうちから勝負本位の戦略を使うというのは、自分の本質的な読みの力を磨くという点において本筋ではないため、未来の大名人を目指すような若者は、普通はそういうことはしません。渡辺明三冠はどっちかいうと例外的。
それはその時限りの勝負に勝つためのものだから。未来の大器をになることを見据えた修業にならないと考えられていたからです。
だから、谷川浩司名人とか豊島将之名人は若いころから真っ正直一本で戦ってきたわけです。
ところが渡辺明三冠は考え方が違った。
将棋とは突き詰めていけば奥が深すぎて極めきるなんてことは不可能。
どうせ不可能なんだし、トップになる棋士の読みの強さは、どうせ才能の限界に突き当たってくるので、大きな差は出ないのだと。
どんなに直線だけの努力をしたって、しょせん行き着いた先の本質の力に大差がないのなら、将棋の勝負というものは、序盤でなんとしても、自分の世界に引きずり込むことに特化した方が勝ちやすいに決まっていると
だから渡辺明三冠の指し口は、相手をひっかけて優位に立つことに専念する傾向が強いのです。一回ぽっきりしか使わない、使い捨て戦法を、ここ一番にぶつけることが多いのは、そうした考えからです。なんだかアマチュア強豪的なんですが。
タイトル戦では、総太君がそれに引っかからないことを祈るばかり。挑戦権決定戦では、永瀬二冠にまんまと、そうした戦略にはめられて危なかったですからね。
この狙い撃ち的な作戦を練って対局に臨む人と、素直な力だけで戦う場合とでは、おそらく勝率にして2割以上の差が出ると思います。
なぜ、作戦家の森内俊之18世名人が順位戦や名人戦で滅法強く、羽生善治七冠王より先に永世名人になってしまったかの理由があると思います。
もちろん、森内名人には並外れた自力があり、その強さは紛れもない超一流のため、作戦のイカサマを使って羽生に勝てた、とまでは言われてないのですが、順位戦で羽生より強かった理由はそこだと思います。
聡太君はまだ若く、イカサマや勝負戦術にばかり目を向けるべき年齢ではないのですが、しかし、ある程度、そういうことも含んで考えておかないと劣勢になるかなと思います。
藤井聡太君がもしも、そういうことに気づいてなかったら、この記事に触れて欲しいと願っています。まぁそれはあり得ないですが。
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